厚木市

 

人口22万を超える神奈川県の中心都市のひとつ。広大な日産の研究・開発拠点をはじめ、ソニーやリコーなどの主力向上が進出しており、製造品出荷額は6千億円を超える。また、国道沿いにはロードサイド型大型店舗が広がり、近隣からも買い物客が訪れる。かつては、「本厚木駅」周辺は神奈川県内陸部有数の商業地域だったが、相模川対岸の海老名市の急成長により、苦戦を強いられ、中心市街地活性化が急がれている。大学のキャンパスも多いが、今後は少子化の影響で、キャンパスを都心に移す可能性も否定できない。なお、前述の日産の施設は、かつて青山学院の厚木キャンパスだった場所である。観光面では、飯山温泉や七沢温泉など、丹沢山地周辺に名所が多く、中心市街地からは想像もできないような、田舎の風景が残されている。また、夏場の「あゆ祭り」は、花火大会の会場が駅に近いこともあり、毎年盛大に行われている。

 

なお、誤解が多いが、騒音問題で有名な「厚木基地」は、その名前にもかかわらず、厚木市には、かすってもいない!

厚木市は相模川西岸の都市であり、厚木基地があるのは相模川東岸。

迷惑を被っているのは遥か彼方の、大和市、綾瀬市や座間市の住民である。

もうひとつ、誤解が多いのが、小田急線・JR相模線の「厚木駅」である。

この駅名付けたヤツが、完全に狂ってると思うのだが、この駅は相模川の対岸、海老名市内の駅なのである。

「厚木駅」=海老名市

厚木駅」=厚木市

歴史的な経緯はあるようだが、紛らわしいことこの上ない。まあ、周辺の人はみんな知ってるんだけどね。

小田急線本厚木駅駅ビル

海老名市に購買力を奪われてはいるものの、依然として賑やか

相模川沿いや東名厚木IC出口付近には、工場地帯が広がる。これはソニーの事業所。


厚木一番街

駅前商店街で、昔と比べて行き来する人も減ってしまった

右の茶色い建物は厚木市立図書館

CDが充実していて、フェニックスが聖飢魔Ⅱに出逢った歴史的施設である。

街中には、小舞台を備えた公園があり、潤いを与えている