ケツアルコアトル級

パラミデュース級同様、アイアース級の船体を流用し、超長距離砲を搭載しているが、照準システムに新開発の光学コントラスト検出方式を採用しているため、外観は大きく異なっている。このクラスの目玉として搭載された照準システムが、超長距離戦において、当初期待された程の性能を発揮しなかったため、建造は5隻で打ち切られた。しかし、長距離戦における主砲の命中精度は、現行の艦艇の中でも群を抜いている。現に、4番艦「チチェンイッツァ」が第二次アペックス星域会戦において、敵艦隊旗艦を長距離精密射撃により撃沈し、開戦後わずか40分で帝国軍を撤退に追い込んだことは、記憶に新しい。