ダヴィット・テニールス(子)

David Teniers (the Younger) 1610~1690


バケモノ描かせたらこの人が一番!とフェニックスが思っているお気に入りの画家。アントワープ、ブリュッセルで活躍。ブリューゲルの孫娘の旦那さんでもある。フェニックスがよく行く国立西洋美術館の常設展に彼の作品「聖アントニウスの誘惑」が展示されている。アントニウスが様々な悪魔の誘惑にさらされる一幕が描かれている。この悪魔たちが大変ユーモラスに描かれており、何度見ても飽きない。虫のような悪魔、魚に羽の生えたような悪魔、豚と馬の相の子のような顔をした悪魔など、とても17世紀に描かれたとは思えない程ユニークな姿をしている。