流山市

 

「つくばエクスプレス」の開通で、風景が一変してしまった都市。かつては、私鉄やJR武蔵野線は通ってはいるものの、都心部に直通の鉄道が無く、森や田畑が広がる千葉県内陸部でも有数の「ド田舎」だったが、都心に直通する「つくばエクスプレス」が開通してから、「おおたかの森駅」を中心に、大型マンションやシネコンを併設したSCが建設され、人口増加率も全国有数の高さである。工業は、常磐道IC付近の物流倉庫などが中心で見るべきものは無い。鉄道の開通が、地域のパワーバランスを一変させる典型例である。懸念材料としては、かつての多摩ニュータウン同様、20代後半から30代後半の年齢人口が急増している今はいいが、これが将来高齢化すると、地域活力が一気に低下しかねない点であろう。

流山おおたかの森駅西口

つくばエクスプレスと東武野田線の接続する流山市の新しい中心地域

この大型商業施設には、イトーヨーカドー、高島屋、シネコンなどがテナントとして入っている

駅東口

巨大マンションが立ち並び急激な人口増加の原動力となっている


駅北部

いまだに広大な開発用地が広がる。どこまで発展するのやら・・・^^;

流山の原風景

もともとは、森と田畑が広がり、道も曲がりくねった田舎まちだった流山市