DAIVA(ディーヴァ)(T&Eソフト)
【メインストーリー】
マウトレーア暦3721年。一筋の閃光とともに一つの惑星が銀河から姿を消した。
そして・・・すべては惑星アルジェナ、謎の消失から始まった・・・
マウトレーア暦3722年。ヴィシュヌ銀河には、かつての繁栄の姿は微塵も無かった。そこにあるものは、絶望と悲しみと、うす暗い復讐の炎。四千年もの永きに渡って銀河に君臨してきたインドゥーラ帝国は、主星アルジェナと黄金帝マヌの暗殺により、その高度な文明とともに終がくを迎えた。帝国の各殖民惑星も同じく、主星消滅の動揺によって反乱が勃発し・・・滅びた。
残された人々は、この荒廃の影に潜む破壊者の姿を見た。
シヴァ・ルドラ・・・元帝国宇宙軍総司令。
【概要】
上のような共通の背景を基にして、7人の様々な境遇を持つ主人公(サブストーリーは、それぞれ異なる)が、それぞれシヴァ・ルドラの待つ敵の本星「ナーサティア双惑星」を目指す。ゲームはシミュレーションゲーム(艦隊戦)とアクションゲーム(惑星攻略戦)の二つの要素に分かれている。
フェニックスが小学生の頃、ファミコン版が発売されたが、当時は数少ないシミュレーションゲームの一つであり、フェニックスがいまだにシミュレーションゲームが好きなのはこのゲームがきっかけ。
ゲームシステムは、大きく分けて、戦略フェイズ、艦隊戦とドライビングアーマー(人型機動兵器)による地上戦の戦闘フェイズに分かれる。
地上戦は横スクロールシューティングゲームであり、難易度が高くて、結局クリアーできたなかった記憶が・・・。
なお、ファミコン版(主人公マータリ・シュバン)は、年齢層やハードウェアの制約から、戦略フェイズが、簡略化されている。
また、PC-9801版(主人公クリシュナ・シャーク)は、地上戦が無くなり、システム面も大幅に変更され、本格シミュレーションとなっている。
音楽制作には、浅倉大介が参加。彼の初のアルバムがこのゲームのサントラだった。
いろいろな意味でフェニックスに影響を与えたゲーム
7人の主人公
ルシャナ・パティー (インドゥーラ帝国の行政官)PC-8801版
ア・ミターバ (インドゥーラ帝国屈指の名門貴族の出身)FM-77版
アモーガ・シッディ (インドゥーラ帝国艦隊司令官)X-1版
ラトナ・サンバ (アモーガ艦隊のエースパイロット)MSX2(ROM版)
アクショー・ビア (元インドゥーラ帝国科学技術院の研究者)MSX2(FD版)
マータリ・シュバン (宇宙海賊「紫苑の海賊」の司令官)ファミコン版
クリシュナ・シャーク (記憶喪失の男)PC-9801版