アコンカグア級

アイアース級登場以の標準的な同盟軍正規艦隊旗艦。このクラスの特徴である強大な火力はアイアース級に引き継がれている。このクラスは、建造当初、旗艦として必要十分な性能を備えていたが、同盟軍正規艦隊の新編成(一個艦隊1万3千隻前後)に対しても、旗艦設備の更新・拡充により対応可能であった。しかし、年数の経過とともにその拡張性にも限界がきており、正規艦隊旗艦は、順次アイアース級に入れ替えられた。余剰となったアコンカグア級は、一部が予備役に編入されたほか、分艦隊や地方艦隊の旗艦に当てられている。ヤン中将指揮下の第13艦隊が新設された際は、当初、半個艦隊規模であったため、アコンカグア級で十分と判断され、予備役に編入されていた26番艦「ヒューベリオン」が久々に正規艦隊旗艦として復帰した。同艦隊が正式に一個艦隊に改編された際、アイアース級に入れ替える予定であったが、余剰のアイアース級が無かったことや、「旗艦は指揮機能さえ有していれば十分」といったヤン中将の希望もあり、同艦は引き続き旗艦として使用されている。