SFドラマ「宇宙空母ギャラクティカ」は、日本ではあまり人気が出なかったが、母国アメリカでは放送終了後もコミック版の発売、各地でファンイベントが開催されるなど、長年に渡り、根強い人気が続いていた。

 そんな健気なファンの願いを、神様が叶えてくれたのかどうかは知らないが、1993年、新シリーズ(邦名「BATTLESTAR GALACTICA」)が放送された。

 「努力は必ず報われる。」か・・・

 これは、「リメイク」というよりは「リ・イマジネーション」というべき、作品で、旧作の設定と話の流れを一部利用しながらも、内容に大幅な変更が加えられている。ここでは、旧シリーズについて述べた後、新シリーズについて、取り上げていく。