蒼き狼と白き雌鹿 (シリーズ) (KOEI)

 

歴史シミュレーションゲームの大家、光栄の作品。プレーヤーは複数の国から担当する国を選択、世界制覇を目指す。「信長の野望シリーズ」「三国志シリーズ」と並ぶ光栄の「歴史三部作」の一つである。三部作中最大のスケール(アジア、ヨーロッパ全域、アフリカの一部)と時代区分(13世紀ごろから始まり制限時間なし)を誇る。しかも、南宋、ヤゲロー朝ポーランド、タイ王国、デンマーク王国、鎌倉幕府、ハプスブルク帝国、モンゴル帝国、ビザンチン帝国などマニアックな国が担当できるのもこのシリーズならではである。ところが、信長・三国志シリーズと比べると人気がない。理由は、日本人にはなじみが薄い国が多いためであろう。しかし、ビザンチン帝国や南宋、ポーランド王国といったフェニックスお気に入りの国がプレーできるゲームといったら、日本ではこのシリーズと生産タイプがビザンチンのシミュレーションゲーム(「Age of Empire」)があるだけである。

 

しかも、シリーズ第二作目の作曲は、菅野よう子、シリーズ第三作目の作曲はNHKスペシャル「生命」の作曲を手がけた大島ミチルが担当!(ヨダレが・・・)

 

世界史の勉強にもなるし、事実、フェニックスはこのゲームのおかげで世界史の成績が上がった!教育上も大変に良よろしい!?光栄のゲームの中では、人気がないシリーズであるため、信長、三国志に比べ、タイトル数も少ないが、次回作を首を長~くして待っている。