柏市

 

千葉県内陸部最大の商都として、隣接地域は勿論、JR常磐線により利根川を挟んで隣接する茨城県方面からの購買力(市内を歩いていると、茨城弁が聞こえるので、すぐに分かる。)も吸収し、繁栄してきた。また、工業の集積も進んでおり、工場だけでなく、大学や企業の研究施設も誘致が進み、研究都市としての性格も有する。つくばエクスプレスの開通により、隣接する流山市の発展が著しいものの、柏市にも「ららぽーと柏の葉」が進出し、購買力人口の奪い合いは熾烈を極めている。我孫子市との間に広がる手賀沼周辺には、身近な自然も残されており、バランスのとれた都市である。問題は、41万人を超える人口と周辺地域からの買い物客、学生、通勤者に対して、交通インフラ(道路網)の整備が対応しきれていない点であろう。市内は道幅の狭い道路が多く、幹線道路の道幅は広いものの、朝夕のラッシュ時の渋滞は深刻である。

柏駅東口

そごうとビッグカメラを中心とした大型商業施設と商店街が共存する活気に満ちた商都の表玄関

柏駅西口

こちらも高島屋を中心に賑わいのある街並み


柏市役所

駅東口から直線距離なら5分程度だが、柏市は道が入り組んでいるため、意外と遠く感じる。周辺の道も狭い。

旧柏軍管区長官府付近

現在は我孫子に移ったが、かつてはこの近くに長官府があった。道は交通量が多いにもかかわらず、右折レーンが無い。この十字路に限らず、柏市の道路インフラの欠点。