町田市

 

多摩地区の都市でありながら、地図で見ると半島のように神奈川県側に突き出しており、神奈川県町田市と揶揄される。実際、神奈川県町田市で郵便が届くだけでなく、同じ東京都民ですら、町田市が神奈川県内にあると誤解している者すら多い。人口42万の大都市で、古くから商都として発展し続けており(小売業年間販売額は4千億円近い)、渋谷以外で初めて「109」が進出した場所としても知られ、その地理的特性ゆえ、隣接する神奈川県から購買力を吸収している。一方、工業は皆無に等しく、町工場が散在するのみ。また、都市計画は皆無に等しく、市南部の高速道路IC付近を除くと、狭く曲がりくねった道路網が広がる。「道幅の違いだけで、市境を越え、八王子市に入ったことが分かる」(市議会議員談)。工業も町工場レベルの工場は多数見られるが、製造品出荷額は見るべきものは無い。市北部は自然が多く残されており、ジブリ映画「平成タヌキ合戦ぽんぽこ」の舞台の一つともなっているが、「南北問題」とも呼ばれる市内の発展のアンバランスさが課題となっている。

南口は、繁栄を極める。

駅の北口はいきなりこんな感じ。トラックは踏み切りで止まっていて、バス路線にもなっており、右折する(歩道に乗り上げる)

八王子市に入ると、いきなり2車線になるのだが、公平を期すためいうとここは都道である。