BATTLESTAR GALACTICA


【ストーリー】

人類の星間国家「コロニアル連合」は、機械帝国サイロンとの長きにわたる戦争(第一次サイロン戦争)を続けてきたが、突然サイロンは、一方的に休戦を宣言、人類との接触を断ち、自らの領土奥深くに退いてしまう。

 

人類はサイロンとの接触がないまま、その後50年の平和を享受していた。人類は、サイロンとの戦いの記憶を忘れかけ、発達したIT技術により繁栄を謳歌していた。しかし、これはサイロンが目論んだ罠であった、彼らの目的は人類が繁栄の道具としてIT技術に依存する社会が到来するのを待っていたのである。サイロンはコロニアル軍のネットワークに侵入し、密かにウィルスに感染させる。第一次サイロン戦争を戦い抜いた歴戦の軍人ウィリアム・アダマが、長年指揮した老朽艦ギャラクティカの退役式典に臨もうとしていた矢先、全ては始まった。

 

何の前触れも無い突然のサイロンの猛攻、コロニアル艦隊は迎撃を試みるが、ウィルスにより敵を目前にして全機能が停止、手も足も出ないまま一方的に撃破され、壊滅していく。敵に反撃できるのは、奇しくも老朽化により、軍のネットワークから切り離されていたギャラクティカただ1隻だった・・・有人惑星がサイロンの情け容赦ない核攻撃で壊滅する中、生き残ったわずかな人々は、アダマの指揮するギャラクティカに導かれ、伝説の有人惑星「地球」を目指して、逃避行に出る。

 

【感想】

ギャラクティカのデザインが、旧作と大きく変更され最初はショックだった。旧作のデザインが、とても好きだったもので。内容は、現代風に大幅な変更が施されていて、「リメイク」ではなく「リ・イマシネーション」といわれるだけある。ファーストシーズン序盤、卑怯な手段でコロニアル艦隊を全滅させ、自分にとっては、憎悪の対象でしかなかった「サイロン」。でも次第に、サイロン内部に人類と共存する勢力が生まれ、一枚岩でないことが明らかになる。人類側も、醜い内部対立の連続で、ただでさえ少ない生存者がさらに減少。シリーズを見続ける内に、サイロン側に同情するようになる始末^^;

それに、人型サイロンはみんな美人だしヾ(@^▽^@)ノ

 

最終決戦、人類側についたサイロンと、敵のサイロンが入り乱れて戦う迫力の近接戦闘。頼もしい味方になったサイロン兵と共同戦線を張る人類、対するは、ファンサービスか旧作のサイロン兵が「旧式モデル」という設定で登場!旧式のくせに、結構強くて人類側を苦しめる。でも、旧作から見ているフェニックスにはなんだか「同窓会」みたい♪

 

最初「カッコワル!!」と思っていたギャラクティカの艦体も、宇宙戦艦ヤ○トと違い、戦い続けるうちにボロボロになる姿に、愛着が湧いてきた。

バルターと(人型サイロン)カプリカ6、ヒロと(人型サイロン)シャロン(ナンバー8)それぞれ結ばれ、飲んだ暮れの副長は立派に成長し、奥さんと今度こそ永遠に結ばれた。

 

たくさんの犠牲の上に、本当にたくさんの犠牲の上に・・・、辛くもサイロンと人類は分かり合い、新しい歴史を刻み始めます。

バルターが最後、泣いちゃうんだよ!

それをカプリカ6がやさしくキスして・・・。

 

BGMも、安らぎに満ちていて最高の演出!

見ているこっちも、ウルウルしてきた。

新天地の荒野を、二人は並んで歩き始める。彼らの先に何が待っているのやら・・・。

バルターがこんなにカッコ良く思えるなんてな・・・。